Surface Goより高性能で安いタブレット レビュー(Core m3 7y30搭載)
Cube Mix Plus macbook12との 比較レビュー
一行で:もしあなたが「7y30 」と検索したならおすすめ。実用性もアリ
令和元年7月9日追記:すごくいい商品があったので下部に追記しました。クーポンで3万円台です
Cube Mix Plusとは
第7世代 Core m3 7y30を搭載、FHDのIPS液晶に4GBのRAM、そして128GBのSSDを搭載しています。
タブレット単体の重量は700g程度で、ワコムのデジタイザが使えます。
私が知る限り、Core m3 7y30を搭載したマシンの中で最安です。
kaby lake世代のm3搭載機で最安はASUSのTransBookでしたが(現在価格コム登録なし)、それを大幅に下回る価格です。
価格帯がかぶるSurface Goは個人輸入して6万円程度、CPUはPentium 4415yですのでこちらのほうが有利です。もちろん、ブランド価値やデザインは一歩譲りますが。
Surface Goが入手できていないため、今回はスペックの近いmacbook12(Bootcamp)上のWindows10環境と比較します。
macbook12 mid 2017との比較
私が昨年購入したmacbookです。バッテリー持ちも良く、携帯用として性能も十分です。今回はこれと比較していきます。
処理性能 ベンチマーク
このページを見ている方は、やはり気になるのではないでしょうか。私はPCを買うときには絶対に確認しちゃいます。
CPUはmacbookが Core m3の7y32を採用しています。それに対してMix PlusはCore m3の7y30。微妙に違うんです。まずはCPUの性能をおなじみのベンチマーク、Passmarkのスコアで比較しましょう。
GeekBench4
スコアの詳細は、Cube Mix Plus、macbook12です。(タップで結果画面に飛びます)
Mix Plus(7y30)よりmacbook12(7y32)のほうが5%程度スコアが高いです。
続いては、
PC Mark 10
皆様ご存知、オフィスワークを想定したベンチマークです。上がMix Plus、下がmacbook 12です。
ざっくり75%のスコアです。RAMの容量差によるものでしょうか。
CPU温度
上がMixPlus、下がmacbookです。両機種ともに温度は高いです。ファンレスなので仕方がない面もあるでしょう。
筐体に余裕があるからか、MixPlusの方が温度が低めです。普段の体感でも同じ傾向です。
後述しますが、私はノートPC用のクーラーを敷き常時稼働しています。室温26°の環境でCPU40°程度で安定しています。
到着までの日数
中国ベースの国際ECサイト GearBestで注文。Expedited Shipping (DHL)を選択しました。
2018年4月29日の夜 安さに仰天し注文
2018年4月30日 発送の連絡
GWをはさみ、、、
2018年5月7日 到着!! 8日間で届きました。GWを挟んで、注文が夜でこの速さなので、タイミング次第ではもっと早く届く気がします。
きれいな梱包で届きました。国際貨物って潰れて届くイメージですが、DHLのお陰でしょうか、国内とあまり変わりません。
開封・外観
今回はMixPlus本体の他に、専用キーボード、スタイラス、液晶保護ガラスを注文しました。
Mix Plus本体 約38000円
背面はサンドブラスト加工?アルマイト加工?されたアルミでしょうか。サラサラです。周りのエッジ部分はiPhone 5Sのようなキラキラ感があります。ここは金属でしょう。
本体側面の左側です。電源ジャック、microSDスロット、USB Type-C、micro-USB 3.0、3.5mmイヤホンジャックです。
底面はキーボードとの接続用端子があります。切り込みの中もしっかり金属で、剛性感があります。
専用キーボード 約5900円
キーボードも化粧箱に包まれています。
タッチパッドは小さいですね。macほどの快適さはありませんが一応ジェスチャーに対応しています。
キーボードは一般的なWinノートのようなストロークで、悪くありません。
全体としてはいい感じです。左右にUSB2.0端子があります。ただちょっと重いです。
スタイラス(タッチペン) 約2000円
ワコム方式のデジタイザに対応しています。電池は使わず、1024段階です。
質感も安っぽさはありません。マットな質感と上部のプラスチック感がいい感じです。なんとなくドイツのベーシックカー的なイメージです。
液晶保護ガラス 約1100円
一般的な液晶保護ガラスでした。寸法や切り抜きはピッタリです。貼りやすかったです。
起動
なんとなく、リセットしてから使い始めました。日本語設定も可能です。液晶の画質はそこそこです。macbookと見比べると色が若干薄めな気がします。ただ、IPSなので単体で使う分には気になりません。きれいです。
技適有り?なインテル無線Lan搭載
タスクマネージャーを見てびっくり。インテル製で5Ghz帯acにも対応してるモジュールが入っているようです。
amazonで探すと、、ありました。
これっぽいですね。技適マーク見えてます。本当は実際に開けて確認したいですが、届いて2日目で壊すと悲しいので少し時間をおいて。
バッテリー持ち
超ざっくりですが、バッテリー節約機能On、画面輝度50%、chromeのブラウジングで9時間と出ます。7-8時間は使えそうですね。macbookより若干劣る印象ですが、十分でしょう。
USB-Cで充電
付属するACアダプタの他に、USB TypeCでも充電できます。
残念ながらPD対応が必要です。(5V2Aでは充電できませんでした)
macbook12、任天堂Switchに付属のUSB Type-Cアダプタでそれぞれ充電できました。
ワコムデジタイザ(タッチペン)
絵は描かないので、ブラウジングやメモの目線からレビューしますが、結論から言えば快適そのものです。これは是非同時購入をお勧めします。
Chromeでは左端から右にスワイプで戻る機能が使えます。長時間使うときはこれが地味に良くって、手を大きく動かさなくてもいいので指で操作するより楽です。
Windows標準のOneNoteを試しました。こちらも快適です。1024段階の筆圧検知のおかげでしょうか。
決して”一応使えます”のレベルではなく、とても良い使用感です。しかも2000円で買えます。
おすすめ用途
1. Windows VPSやフルWindows版Raspberry Piとして
個人的にはこの使い方をしています。
冷却はノートPC冷却台で十分、何より7Y30 + 4GBですから省電力性は最高で、結構パフォーマンスもあります。イーサネットはUSBで有線にできます。
Windows VPSをある程度のスペックで契約すると3,000円/月程度はかかりますよね?本機は1年分の利用料で購入できますから、安定性を求められない趣味用途などは向いていると思っています。
ちなみに私はSoft Etherと、メインマシンを外出先から起動させるためのマジックパケット送信機として使っています。(ラズパイから置き換えました)
2. ごろ寝PC・サブPCとして
Prime VideosやYoutubeを寝ながら観るのに良いんじゃないかと思っています。
今後のレビュー予定
・実測重量
レビューは追記していきます。
ここで売ってます
残念ながらMixPlusは終売の気配&値上がり気味です。
他に魅力的な機種を探しました。
4万円台でキーボードが同梱されたRAM 8GBの2 in 1タブレットPC↓
- CPU Core m3 7y30
- RAM 8GB
- SSD 128GB
- 1920*1080の10点タッチディスプレイ
- キーボード付属
キーボードとペンが同梱されていて、6万円未満です。
- CPU Core m3 7y30
- RAM 8GB
- SSD 256GB
- 2560*1440のIPSディスプレイ
- キーボード付属
- ペン付属
Core m3 8100y
後継CPU Core m3 8100y搭載のモデルはこちらで紹介しています。2割ほど性能が上がっていますがまだ高いです。74000円程度の予算があって小型PCが好きな方はご覧ください。
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