コスパ最強なZen2世代のRyzen。その中でもコスパ重視派の味方であるRyzen 5 3600を使って、7万円でOSを含めてゲーミングパソコンを作る場合の構成例です。
フルHD解像度がターゲットのゲームでは、多くのゲームの通常設定で快適にプレイできる性能が得られます。
PC自作を迷っている方も、7万円と休日一日を使って、組んでみませんか。
Ryzen5 3600を使って、7万円でどこまでできるのか
7万円の予算でゲーミングPCを作る、一見無茶に思える企画ですが、意外となんとかなります。
7万円という予算
今回Ryzen5 3600を使うことを固定しています。これとOSの時点ですでに予算の半分が終わりました。
PCの組み立てには、
- CPU 2.5万円
- CPUクーラー
- RAM(メモリ)
- SSD(HDD)
- グラフィックボード
- マザーボード
- 電源ユニット
- PCケース
- OS 1.3万円
が必要です。残りの予算で、CPU以外のこれらの部品を揃える必要があります。
OSはどうするのか
Webブラウズしかしない、とか、知識がある方はどんなOSを使うこともできますが、一般的にPCとして、特にゲームをしたい場合はWindows 10以外に選択肢がありません。
Windows10は、信頼できて安いところは現状ntt-xが良いかと思います。だいたい1.4万円です。
OSを買って、残りの予算は5.6万円です。
Ryzen5 3600を使って6万円でゲーミングPCを作る
構成を選んでいきます。あまり贅沢は言えませんが、最低限の品質は確保します。格安BTOよりちょっと良いものができるはずです。
CPU Ryzen5 3600 2.6万円
新しいRyzen5 3600です。この下はRyzen3 3400Gですが、実質的に一世代前になってしまうので、ちょっと頑張ってRyzen5 3600を選びます。
普通に使えるCPUクーラーも同梱されているので、その分も相まってインテルCPUよりコスパは良いです。
RAM Crusial 8GB DDR4 2666 BLS8G4D26BFSBK 0.6万円
米マイクロン社のブランド、クルーシャルのDDR4 2666メモリです。
今回は予算の都合で8GBを一枚だけ使います。 後々の16GBへの増設を見込んだ選択です。
他のブランドで8GB*2枚、合計16GBで1万円ほどからありますので、少し予算がある場合はそちらをおすすめします。2枚あればデュアルチャンネル動作ができます。
SSD Crusial 250GB MX500 CT250MX500SSD1/JP 0.5万円
マイクロンのSATA接続SSDです。発売から1年ほど経過しましたが、この値段でDRAMキャッシュ有りのSSDです。
廉価な3000円程度の製品と比べ、性能の一つの指標であるTBW、どれだけのデータ量を書き込めるかの指標が3割ほど上回ります。繰り返しになりますが、DRAMキャッシュがついています。
グラフィックスボード Radeon RX 470 MINER 4G バルク 0.8万円
出力端子がDVI 1個のみですが、性能に対しての価格はとても安いです。デュアルモニターが不要であれば、十分アリな選択肢です。性能の目安としては、GTX1060 VRAM3GBモデルと比べ若干劣る程度です。一応VR使える程度の性能です。多くのゲームのFHD画質であれば通常設定で快適に遊べます。
マザーボード ASUS TUF B450M-PLUS GAMING 0.7万円
B450のマイクロATXマザーボードです。ASUSのTUFシリーズなので粗悪品では有りませんし安いです。
ドスパラ ASUS TUF B450M-PLUS GAMING
電源ユニット 玄人志向 KRPW-BK550W/85+ 0.6万円
この価格帯で一次側、二次側共に日本製の電解コンデンサを採用している550W 80+Bronze電源です。プラグイン式で使わないケーブルは外せるるのも嬉しいです。
PCケース Thermaltake Versa H26 0.4万円
最近有名な4千円ケースです。評判もよくサイドがアクリルになっています。
OS無しで6.2万円、OS込で7.6万円になりました
少しオーバーしてしまいました。6千円の差額なので、実際の購入価格は7万円に近づく可能性もあります。
SSDと電源とメモリを安いものに一段ランクを落とせば7万円を切ります。処理性能はそのままです。
ですが、上記の構成が低価格ながらも品質が高めなので、長い間使うのであれば削らないことをおすすめしたいところです。
どうでしょうか。参考になれば嬉しいです。
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